今日はちょっと重めの話です・・・。
現在、今年初めに胃がんで入院した父が入退院を繰り返しておりまして、
我が家でも「自宅介護」「ケアマネージャー」「介護疲れ」「家族の介護を拒否する父」問題が続出しております。
私の周辺でも「これから“病院を兼ねたケア施設を探している”」という友達もいますし、この一年お母様を介護されて9月に他界。その後、実家売却問題などで仕事もままならない方など沢山おります。
どの人を見ても全部自分の近い未来の姿なのかな・・って思えてなりませんし、
小さな希望を持っているものの、父だけではなく母の「介護疲れ」が最近目に見えてわかるようになりました。
なので、在宅介護に切り替わるタイミングでパートのシフトを減らしたいと上司に話した次第です。
今日は、父の介護を通して見えてきた問題点とクリアしていく方法と紹介したいと思います。
- 2017年1月に胃がんが発覚!すでにステージ4でした
- 父も退院。自宅で生活しながら抗がん剤治療へ!
- 胃ろうの栄養剤の注入で母「手が痛くて腫れる・・」と
- 「介護のその先の事を考えると、不安で夜眠れない」というようになった母
- 母の不安感・不眠症・介護疲れを防ぐ為に私がしている事
- とにかく会った時は話を聞いてあげる
- 眠れない・頭が痛くなる⇒マッサージをしてあげる
- ゆっくり休めるようにメンタルサプリを勧める事も思案中!
- 胃ろうの栄養剤注入を週数回手伝いに行く事にした
- 父を介護している母が発した言葉に本気で介護疲れを助けたいと思った話のまとめ
2017年1月に胃がんが発覚!すでにステージ4でした
昨年から体調が思わしくなく、食べても戻してしまう父。
3歳男児子育て真っ只中で、なかなか実家にも行けず・・・
年末に会った時は、普段弱音を吐かない父が「お父さん調子悪いんだよね・・」と
嘆いていました。食事が出来ず、食べても吐いてしまうと。
お正月過ぎてから、まったく食べ物を受け付けずすでに54キロ位あった父の体重は、39キロ位になっていました。大学病院で見てもらった所「胃がん・ステージ4」と判明。正月休みの後、父は即入院し、点滴を打って一命をとりとめました!
私の心の中は「最愛の父がご飯が食べられなくたって事は・・もう会えなくなってしまうのでは・・」という思いでいっぱいになり、1日置きで病院に通ってました。
ちょうどその頃に「癌封じで有名なお寺がある!」と聞いたので、お守りを買いに行ったのもこの頃です。
胃の入り口に腫瘍があり、それが食事の通りをさまたげているとの事で
2月には胃ろうで栄養を取ることになりました。
※胃瘻(胃ろう)とは、簡単に言うと「胃に穴をあけて、穴から栄養や水分を注入していく」という方法です。
父も退院。自宅で生活しながら抗がん剤治療へ!
胃ろうの傷が落ち着いて、父は無事退院し自宅に戻りました。
私も2月~3月は息子を義母に預けたりしてまめに会いにいけたのですが、
幼稚園が始まってからは、預かり保育をめいっぱい使ってます。
パート終わってから10分とか会いに行ってとんぼ帰り。
土日のどちらかは、息子を連れて父母に会いに行ってます。
胃ろうの栄養剤の注入で母「手が痛くて腫れる・・」と
胃ろうの注入ってはんぱなくチカラ使うんですよ・・。
点滴タイプみたいのと、大きい注射みたいので穴に直接注入するタイプがあるみたいで、母は点滴がうまく設置できないので注射器を使って栄養剤を注入する事に。
幼稚園が始まる前は、実家に帰って昼だけ私が注入したりしてたものの
4月以降はほぼ母に任せっきりになってしまったんですね。
かなり力を使うので76歳の母は大変だと思います。
顔を合わせたとたん「手が痛くて、関節が赤く腫れるのよ・・」と嘆くようになりました。
当時は介護認定はされたものの、身体も動きますしまだまだ在宅介護を使うと
かなり高額になってしまう事もあり母も気合でやってました。
「介護のその先の事を考えると、不安で夜眠れない」というようになった母
そんな介護の日々も春・夏・秋と3つ季節が過ぎました。
父の現在は、抗がん剤治療が出来る体力ではない為入院しながらリハビリで体力をつけている・・また抗がん剤治療が出来るように頑張っている毎日です。
私個人としては、また合わない抗がん剤治療で「下痢・脱水症状」が出てさらに体力が消耗してしまう方がキケンと思ってしまうので、
もっと主治医の先生と緩和ケアなどの方法を相談したい所ではあります。
父と同じ位心配しているのが「父を介護している母」の事。
母は私の顔を見るたびに弱音を吐くようになってきました。
「一人になっちゃったらどうしよう・・ってなかなか夜も眠れない。電気も一日中つけっぱなしにしている」と・・
弟が比較的実家近くに住んでいるのですが、弟も家族を持ち仕事も残業の多忙の日々。
長女の私がサポートしてあげないと・・と微力ながら行動してます。
母の不安感・不眠症・介護疲れを防ぐ為に私がしている事
本当は介護を丸々変わってあげたりするのが良いと思うのですが、3歳を育てつつ、幼稚園の送り迎え&週3パート勤務+家事プラスで母をサポート・・と考えるとホントわずかな事しか出来ないのですが、欠かさない事や視野に入れている事を紹介します。
とにかく会った時は話を聞いてあげる
元々、私と母はあまり会話をしない関係でした・・というのも
実は私と母は血が繋がっていない《継母》です。
私が19歳の時に、我が家に入ってきた為か「多感な時期の私」と「女盛り45歳」の母とはもう水と油状態でしたw
結婚するまでぎくしゃく感は続いてましたが、父の病気発覚をきっかけに私からかなり歩み寄ってみました。
そして、親子になり26年目夏!はじめて一緒にご飯を食べたんです!(場所は日高屋ね)
それからは可能な限り、父のお見舞いに行く時は母と話す時間を作り母の心の内を聞いてます。しかし、自宅に帰った時の孤独感が辛く一晩中電気をつけているそうです。
眠れない・頭が痛くなる⇒マッサージをしてあげる
元々、高血圧のせいなのか、私が独身の頃から「頭が痛い」と口ぐせのように言っていた母。
その時もかなり背中や首周りをやさしく揉んであげたのですが、かなり血行は良くなるみたいなので、今も病院の入院階の休憩スペースで首周りなど簡単にマッサージしてあげています。
気休めかもしれないけれど、「手当て」っていいますし。
ゆっくり休めるようにメンタルサプリを勧める事も思案中!
毎日眠れない・・というので状況を聞くと「夜中2時になると必ず目が覚めてしまい、そこから全然眠れない」と言われたのでメンタルサプリを検索してみました。
なぜ、医者を勧めなかったか・・・。
私自身が派遣社員でコールセンターオペレーターをしていた頃、眠れない時期があり「心療内科」に通った事がありました。
その時に病院にいくたびに睡眠薬が強くなっていったり薬の種類が1つずつ増えていったり・・という事に不信感を感じてしまったんですね。
その経験からか、バレリアンやレモンバームの入っているサプリメントはいくつか試してます。
今、母に勧めようとしている気になるサプリはマインドガードDXです。
マインドガードDX
メンタルン同様「セロトニン」の量を体内に補っていくサプリメント。
こちらの主成分はバレリアンではなく「ノニエキス」なんですね!
その他、クワンソウ・ギャバなど、リラックス出来ると言われている成分がギュッとつまってます。
こちらは1日の摂取量は3粒です。
そして、このサプリはノニエキスだけにドリンクタイプもあるんですよ!!
私個人的にはこういった植物由来のサプリメントは安心感があり、そして、
1回飲んだだけor1週間で効果を感じられたサプリメントもあります。
母にオススメして、取り入れてあげるのはアリだな、と感じてます。
胃ろうの栄養剤注入を週数回手伝いに行く事にした
現在、胃ろうの注入が9割の栄養摂取の父。
現在は病院の看護師さんがやってくださっているのですが、たまに母が行う事も。
その母の代わりに土日か祝日に栄養剤注入のお手伝いに行く事にしました。
ホント、微力ではありますが・・入院中にも出来る事をやってみたいと思います。
父を介護している母が発した言葉に本気で介護疲れを助けたいと思った話のまとめ
在宅介護も現在視野に入れているのですが、「介護ベッドは必要ない!」「ポータブルトイレなんてとんでもない!」という父の気持ちも汲みながらの話し合いで難航しています。
しかし、父の気持ちも受け入れながら母の体の負担が軽くなるように、
良い方向に行くように、長女は頑張っていきたいです。